猿之助の父母が服用した薬が明らかにされました。
ベンゾ系のハルシオンです。ベンゾ系はくせになりやすいと言われてなかなかやめられない薬の仲間です。
ハルシオンとは?
ハルシオンは、1983年に発売されたベンゾジアゼピン系に分類される睡眠薬です。
トリアゾラム(商品名:ハルシオン)は、脳の機能を低下させることで睡眠を促す睡眠薬になります。
効果の早さと入眠作用の強さが特徴で、作用時間が短く、翌日に眠気が残りにくい睡眠薬になります。
ただし、副作用として、記憶障害や依存症のリスクがあるため、医師の処方に従って使用する必要があります。
ハルシオンの強さは?
ハルシオンの強さは、睡眠薬の等価換算表を参考にすると、ハルシオン0.25mgは、アモバン7.5mg、ルネスタ2.5mg、マイスリー10mgと同じくらいの力価があります。
また、ハルシオンは催眠効果が強く、即効性もあるため、「キレが良い」とされています。
ハルシオン 致死量は?
ハルシオンの致死量については、大量に服用すれば呼吸が抑制されて死に至ることもあるとされています。
しかし、ハルシオンを大量に飲んで自殺することは不可能であり、致死量は現実的に服用できないとされています。
まとめ
普段、眠剤を飲んでいないとしたら少しの量でも危険かもしれませんが、上記にある通り、
ルネスタ、マイスリーと同じ程度だと言うことは、さほど強い薬では決してありません。
100錠くらい飲んでも死に至ることは考えにくいのですが、お年寄りの眠剤を飲んだことがない人にとっては、
肺炎等を引き起こした可能性もあると考えられます。
しかし、ハルシオンは精神的な病院で処方される薬で、大量摂取ということを考えると入手方法が釈然としない所です。
詳しい報道を待ちたいと思います。
(2023年5月22日、追記)
芥川龍之介やマリリン・モンローが服薬した薬は、ベロナールと言われている。現在は処方されていない薬です。
今は、睡眠薬を飲んで眠るように安らかに死ぬことは出来ないと言っても良いと思います。
2次的な例えば肺炎等を起こし苦しみながら死に至ると言っても過言ではありません。
そのことだけは付け加えておきます。
2023年5月29日(追記)
文春オンラインによると次のようにハルシオンではなく、サイレースに変わっています。一体全体薬の特定すら出来ない何て日本の検視官もしっかりしてほしいですね。
「非常に効果が強く、致死性が高いクスリを10錠も…」市川猿之助“一家心中事件” 両親が飲んだ“睡眠薬”のヤバすぎる成分《自殺ほう助で逮捕の可能性》
「非常に効果が強く、致死性が高いクスリを10錠も…」市川猿之助“一家心中事件” 両親が飲んだ“睡眠薬”のヤバすぎる成分《自殺ほう助で逮捕の可能性》(文春オンライン) – Yahoo!ニュース
「猿之助は、父親の段四郎さん(76)と母親の延子さん(75)が、猿之助が所持していた向精神薬を飲んで自殺したと供述していますが、司法解剖の結果、検出された成分は“フルニトラゼパム”だったといいます。『サイレース』という商品名で知られ、非常に効果が強く、致死性も高い。海外では持ち込みを禁止している国もあります。
“猿之助逮捕”のカウントダウン
そんな睡眠薬を両親は10錠ほど飲んだようで、2人が意識を失ったあと、猿之助はビニール袋を顔に被せていったそうです。こうした経緯から、警視庁は、両親の自殺行為を手助けしたとして、猿之助を自殺ほう助の疑いで逮捕する方針で捜査を進めています。時期は未定ですが、容疑が固まり次第、踏み切るでしょう」
これがサイレースです。ハルシオンより効くやはりベンゾ系の眠剤です。
文春オンラインによれば、10錠も飲んだとありますが、100錠いや、それ以上飲んでも死なないのはハルシオンと同じです。
海外で処方されていない国も確かにあるのですが、大げさな記事には驚くばかりです。
記事にした記者は、何も考えることもなく、人づてに聞いたことをそのまま書いたのでしょうね。
2023年11月21日(追記)
東京地裁は21日、両親の自殺を手助けしたとして自殺ほう助の罪に問われた歌舞伎俳優市川猿之助被告(47)を懲役3年、執行猶予5年とした判決が確定したと明らかにした。20日付。
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