世界ふしぎ発見!聖なる島1000年ミステリー!歴史迷宮モン・サン・ミシェル 先取り学習

モン・サン・ミッシェル 世界ふしぎ発見
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世界遺産モン・サン・ミシェル大聖堂1000周年

2023年は、フランスの有名な観光地であり、ユネスコの世界遺産にも登録されているモン・サン・ミシェル大聖堂が建てられてから1000周年を迎える記念すべき年です。

モン・サン・ミシェルは、フランス北西部のノルマンディー地方に位置し、潮の満ち引きによって周囲を海に囲まれる岩の上に建てられた修道院です。モン・サン・ミシェルは、中世には多くの巡礼者たちが訪れる聖地として知られ、美しい景観と歴史的な建築物が多くの人々を魅了しています。

モン・サン・ミシェル大聖堂の建設は、1023年に始まり、約500年の間に完成しました。この大聖堂は、当時のロマネスク様式やゴシック様式などの建築様式を取り入れ、美しい彫刻やステンドグラスなどで飾られています。そのため、モン・サン・ミシェル大聖堂は、中世の芸術や建築の代表的な作品として、世界中から称賛されています。

1000周年を迎えるモン・サン・ミシェル大聖堂では、様々なイベントや展示が行われる予定です。その中には、大聖堂の歴史や建築についての講演会や、特別な音楽会、芸術展示、ファッションショーなどが含まれています。さらに、大聖堂周辺の村々で、中世の祭りやイベントが行われる予定です。世界中から多くの観光客が訪れ、この歴史的な瞬間を共有することが期待されています。

修道院内に張り巡らされた秘密通路に大潜入!知られざるモン・サン・ミシェルの姿とは?

モン・サン・ミシェル修道院には、かつて使われていた秘密の通路が存在していることが知られています。

この秘密の通路は、修道院を攻撃する敵から身を守るために使われていたと言われています。また、修道院内部にある迷路のような通路は、巡礼者たちが修道院を訪れる際に安全に移動できるように作られたもので、その中にも秘密の通路があったと言われています。

しかしながら、この秘密の通路は現在では観光客には開放されていないようです。修道院の公式サイトでは、安全上の理由から、通路には立ち入らないように呼びかけています。

イギリスにもそっくりの島があった?奇妙な繋がりが物語る真実とは?

イギリス南西部のコーンウォール地方には、モン・サン・ミシェルと非常によく似た島である「セント・マイケルズ・マウント(St. Michael’s Mount)」があります。両島は、形状や歴史的背景、そして聖マイケル(St. Michael)の信仰において共通点があります。

両島は、干潮時には砂州で陸続きになることがあり、聖マイケルの信仰に基づく聖地として、中世には巡礼者たちが訪れていました。さらに、両島を結ぶ「聖マイケルの道」と呼ばれる水路が存在していたとされ、この道は中世にはフランスとイギリスを結び、貿易や文化交流が行われていたとされています。

また、モン・サン・ミシェルとセント・マイケルズ・マウントは、歴史的な関係もあります。11世紀には、ノルマン・コンクエストによってウィリアム征服王がイングランドを征服し、ノルマンディー公国とイングランド王国が同君連合となりました。この時期、ウィリアム征服王はモン・サン・ミシェルを寄贈し、以降、ノルマンディー公国とセント・マイケルズ・マウントは緊密な関係を持ちました。

このように、モン・サン・ミシェルとセント・マイケルズ・マウントは、形状や歴史的な背景、そして聖マイケルの信仰において多くの共通点を持っており、両島の繋がりが注目されています。

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竹 慎一郎

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