SNS バーチャルとリアルのはざまで

SNS in Japan

10年位になる。twitterから私のSNS(social networking service)が始まった。その頃の私はネットで稼げる方法を画策していた。病気になり満足に働けなくなる予感がしていたのでネットで収入になりそうなSNSの世界を知った。アカウントは当時10以上作っていて、更にヤフオクで100のアカウントも購入するほどだった。twitter の規約も変わり、パソコンで複数のアカウントが管理できなくなり、スマホ3台で10位のアカウントは未だに残って使用している。結論から言えば、全く稼ぐことはできなかった。アフィリリンクを流しても、クリックはされたとしても、メルアドの登録は無きに等しいものだった。当時は、複数のアカウントを作ることは当たり前のように行われていたので、私も真似した訳だがビジネスには直結することはなかった。

ブログの量産も行った。無料のブログで20位のブログを作ってどうしようもないリライトをとりあえずアップして被リンクを張ったのだがこれも全く効果はなかった。今は被リンクの自作自演も全くGoogleさんから無意味だと言われるようになっているのはご存じだと思う。

Facebook は、実名登録なので、アカウントを作るのはためらわれたが、アイコンだけは自分の写真を載せることはしなかったが、5000人達成まで2,3年位はかかったと思う。これもtwitterと同じで、集客のために始めたのであるが全くビジネスのアカウントとしては機能しなかった。

インスタグラムも5年位前に作ったが、今や見ることはほとんどといってない。若い人が、twitter のDMではなく、インスタのDMでやり取りを今はしていると聞いたが若者はどんどん発展した使い方をするものだと感じている。

メルマガはお金がかかるのでやろうとは今でも思っていない。莫大な量のメルマガに登録してはいるが、実際読むのは数十記事位。後は、一括200件以上削除しているのが現実だからだ。

それから、Line への誘導が今も行われているが、Lineも用がなくなればどんどんブロックできるので抵抗はないが、自分からLineへの誘導はしたくないと思う。ここまでくるともう集客も尽きたと思われるが、メルマガと違い、Lineは開封しなければならないのでそれだけ効果はあるのだろうが、自分からやるのはしたくはない。Lineの凍結も大々的に行われていると話に聞く。

twitterを始めた頃、ある2人の女性とやり取りをしていた。3人とも同じような病気を抱えており、意気投合したという訳である。その中の一番の年配の女性は、誕生日に手作りの贈り物をもらったこともある。貰ったらこちらも返さなければならないので、DMで住所を聞いて、九州の名産を送ったこともあった。もう一人の女性は沖縄に住んでいて病気で苦しんでいて2人して慰めあったものだ。誕生日に贈り物をしたこともあった。向こうからもプレゼントをもらったこともあった。3人の仲は3年以上は続いたと思う。それだけいろいろな悩みを身内以上に聞いてくれる存在はtwitterというプラットフォームがなければできなかっただろうと思う。

仲が崩れるのは突然やって来る。バーチャルの世界からリアルな友達ができればtwitterはもはや必要はないだろう。今となっては良い思い出だが、当時は救いをtwitterのバーチャルの人に求めていたのも事実である。

突然姿を消していなくなる友達がいる。昨日まではツイートしていたのに。そうやってみんな卒業して行くのがSNSのもう一つの世界だと思う。亡くなったと後で聞いた友達もいる。SNSはもちろん不特定多数とのつながりがあるため、事件にもなり得るが、ビジネス以外でも救いとなることもあると思う。

Facebook の友達は約5000人。3日~4日にかけて誕生日のメッセージは約200件。これが現実であり、いかに私のインフルエンスがないか分かるのだが、その中には大事な人が数人いることも疑いない。200人の方には本当に感謝したい。200名は今の私には多すぎるようにも思える。全ての方にメッセージを返した。こんないくら苦労はしても、全く苦痛は感じなかった。200人の方に今度は返す番だと感じた。

SNSから卒業する日は来るのだろうか。何度もやめようとしたが、結局はまた戻ってくる。最近は、ポコチャの動画配信も加わり当分は卒業できないかもしれない。

このブログはできる限り続けていきたい。私が生きた軌跡を残すために。

SNS in Japan

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竹 慎一郎

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