希望という名のこの世の果て

公園にたつ時計台

世界が滅びかけようとしています。

あなたには、小さな船が与えられています。

ノアの箱舟ですよね。

あなたの他に一匹だけ動物を乗せることができます。

あなたはどの動物を選びますか?

とら

うま

くじゃく

ひつじ

あなたが大事にしているもの、これからも大切にしたいものが答えです。

一種の心理ゲームですね。

良く当たるのですよ。

とらは、プライド。

うまは、仕事。

くじゃくは、お金。

ひつじは、愛情です。

当時の私は定職には就いておらず、どん底にありました。

とらとうまで迷いました。

でも、ひつじを選んだのです。

寂しかったのでしょう。

東京での生活も10年以上経って、もう東京の人になっていましたが、

半ば、生きることに疲れていました。

よくある話です。

信じていた人からの裏切り。

自分の能力も認められず、やけっぱちになっていた時です。

彼女は、微笑み私もよ、と語りそのクイズの答えを教えてくれました。

これは「この世の果て」というテレビ番組の中の台詞だということも分かりました。

脚本 野島伸司

鈴木保奈美

三上博史

内容が内容なだけに、DVDで発売されることもありません。

素晴らしいラブストーリーです。

今でも思い出します。

その女性はどうなったのか心配です。

長生きできる身体ではなかったので。

胸騒ぎがして時が過ぎています。

 

 「この世の果て」は、今ここでしか見られないようです。ご興味のある方は是非ご覧ください。2週間はただなので。

公園にたつ時計台

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竹 慎一郎

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