Pococha ポコチャ レビュー 眠れない夜に

明日からまた1週間が始まると思うと日曜日の夜は、ブルーになりがちになると言われるのであるが、私は元々月曜日が早く来ないものかと思っていた時期が過去にあった。月曜日にしかできない、やらなければことが多いと早くそれを片付けたいと思い月曜日は待ち遠しく感じたものだ。

今は基本的に自宅の部屋での仕事であり、休みは都合の良いようにとっており週の感覚が薄れるようになった。一見楽なように思えるかもしれないが、全て自分が管理しなければならないので、締め切りに間に合うように上手く時間を使わなければならない。9時から5時までの制約された仕事をしていた時の方が懐かしく思えるほどだ。

それゆえ、土日も1日中パソコンに向かっていることも多い。その点、勝手に休んでしまいながらやらなければならない仕事のことが頭から離れないということもあるのだが、これは外で仕事をしていた時と同じ感覚であるように思える。

日曜日の深夜、何故か眠れない。寝る時にYouTubeを聞きながら眠ることが多かったが、この3ヵ月ほどは、ポコチャを見ながら(聞きながら)寝るようになった。昔はラジオで深夜放送を聞いて受験勉強をしているふりをしていたものだが、今はラジオをパソコンで聞けるようになった。とはいえ、横になっている時にラジオを聞くことはなくなった。聞くのが不便だからだ。スマホがあればすぐに見れる動画は便利だ。これからは動画の時代がますます加速していくだろう。

ポコチャを見ていてそのまま寝落ちしてしまうことも多いのであるが、その夜は逆に覚醒して眠れなくなってしまった。寝る前にはスマホは見ない方が良いと言われるが私もそうだと思う。脳が休まらず逆に眠れなくなってしまうのは恐ろしいことだがつい人寂しい夜には誰かの声が聞きたくなるものだ。

ある、ライバーさんのテンション高めの喜ぶ顔を見ているだけで幸せを感じてしまう。ライバーさんの顔はスマホの中にある。すぐそばだ。10センチの向こうには明るくリスナーを楽しませてくれるライバーさんがいるのは、私に話しかけてくれることもあり、双方向の配信ではないにしても、こちらはコメントを打ち込めばすぐに対応してくれるとやめられなくなるものだ。

午前3時半。もう脳ははっきりと覚醒してきて眠ろうとしても眠れなくなってしまった。そんな時間に配信しているライバーさんは極端に少なくなる。一番上に私がフォローしているライバーさんは2人だった。アイコンはBOXフリーと書かれていて、顔は思い出せなかったその配信に入ってみることにした。リスナーは10数名いた。眠れない人はここに私と同じように入ってきたと思うと、それだけで仲間意識が高まるように感じる。ライバーさんはラジオに切り替えていた。声は聞こえてこない。BOXだけ貰えばいいかなどと思っていると、何とライバーさんの大きないびきが聞こえてきた。リスナーは皆びっくりしたようでユニークな書き込みも多くしばらくそのいびきを聞いていたものである。明らかに若い女性のいびきだが、いびきに、老いも若きも関係ない。可愛いいびきなどありえない。単なる騒音に過ぎないのであるが、いびき配信など初めてのことであったので、逆にぐっすりと眠っているライバーさんのいびきを聞いていると睡魔が襲ってきてやっと眠りにつけたのだ。あのライバーさんの名前は憶えているので、今度配信を聞くことになったら教えてあげようと思う。あの時のリスナーさんたちも彼女のいびきのおかげで長い夜を過ごさずに済んだことだろうと思う。あのライバーさんに言うのはためらうがどう反応してくれるか楽しみである。

長い夜はポコチャの配信が救ってくれたのは疑いない。

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竹 慎一郎

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