世界へ届け、あなたの声が。

遠い向こうへ

この小さな部屋に1日中いても休まる時はあまりありません。

窓の隙間から見える空の移り変わりは見ることはできます。

時間は少しずつ流れていっているようですが、私にはそれが

明確には分からないでいます。

世の中の移り変わりはこの小さな部屋からは垣間見ることはできないのでしょうか。

でも、その移り変わりはネットという媒体を通して分かるのです。

動画配信サービスは、あたかも私自身に話しかけてくれるかのように思えます。

遠い空の下の誰かが私に話しかけてくれる時代になりました。

実世界は希薄になりそのような世界に飛び込んでいく人はますます増えていくことでしょう。

一番自由な発言の媒体はtwitterだと思います。政治やこの世界への批判が溢れているように思えます。

誰もが情報の発信者となる時代が来たのだと思いますが、逆に言うと大事な意見はその渦の中に埋もれて見えなくなってしまうようにも思えます。

誰も、何が正しいのか分からなくなってきているような閉塞感を覚えます。そのようなことに自分が巻き込まれたとしたらどうなるのでしょう。自分一人が全ての罪を背負わなければならないかもしれません。なぜ、自分だけがこのような目に合わなければならないのかと考えて思いを巡らせても何も解決策は見つからないばかりでなく、更に深みに追い込まれてしまうかもしれません。

でも、発信することが一番大切だと思います。自分しか語れないことを世界に向けて発信する多くの手段があります。この手段を使うことによって、日本は、いや、世界は変わるかもしれません。twitterの投稿など140字に過ぎないのですが、今ではアメリカの大統領や有名人の発言がtwitter やブログから取り上げられるようになっています。土俵は同じ舞台です。もし、あなたが何かを発信してくれたらそれで命が救われる人だっているかもしれません。

あなたの声を必要としています。その意見は埋もれることなく、誰かの心に突き刺さることになるでしょう。140字に収まることはできないとしたら、今私が書いているブログもいいかもしれません。自分の思いが共感される喜びほど人間にとって救われることだと私は思います。私のこと小さな言葉は人の目には触れないことでしょう。でもこの海の向こうの人にも届くかもしれません。届かないかもしれません。それは分かりませんが、一つだけ言えることはこの言葉は生きた言葉です。死んではいません。言葉の方が一人歩きをするかもしれませんが、その生きた言葉は世界に飛びまわるかもしれません。

誰にも見向きもされないかもしれませんが、その思いを書いてみませんか。

あなたは誰かの救いとなるかもしれません。いや、救いとなるのです。

今のこの社会は細分化が進み、あなたが取るに足らないと思っているようなことでもあなたの存在で人に命を救うと言えば大袈裟に思えるかもしれませんがそうではありません。

現に私はその小さな声から助けられているのです。その声は大部分の人にとっては小さなものに過ぎないかもしれませんが、少なくとも私はその発信によって命を救われているのですから。小さな6畳一間のアパートからでも全世界に向けて言えるのです。

言葉の力は大きいと思います。私が助けられているようにあなたの心に私の言葉が届くのを祈るばかりです。

遠い向こうへ

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竹 慎一郎

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