4月8日、私の誕生日の5日後。岡田有希子さんが亡くなった日です。
その日は私にとって忘れることの出来ない日となりました。
当時、二十歳そこそこの私はファンでもないのにかなりの衝撃を受けました。
幸福の絶頂にあるかのように見えるアイドル歌手の死は、死に憑りつかれたかのようになってしまいました。
あの時は、レコードと写真集を買いまくり、その死の真相に迫ろうとしましたが、憶測ばかりが一人歩きしているかのようにみえるだけでした。
もう、その真相は明らかにされない方が良いのかは私には分かりません。
知っても失われた命は帰って来るはずはありませんが、その真相が明らかにされると不都合な男の人がもしいるのなら、真相は明らかにされてもいいのではないかと思います。
18歳の前途あるアイドル歌手を食い物にした人がいるのならば、その人を私は許すことは出来ません。
今日、4月8日、四谷三丁目の交差点には多くの人が駆けつけているようです。
もう、私は東京を去り、その場には行けませんが、twitter でその様子を知ることが出来ました。
twitterには、今年も多くのtweet で一杯です。
もし、その死がなければ、彼女は54歳。私よりも年下ではありますが、バブルを経験した同世代です。
華やかな世界の裏に潜む影。
その影は表に出ることもなく、
ひっそりと闇に隠れています。
しかし、事実は1つだけ存在し、
その事実は消えることはありません。
醜い人間がいるのではと疑いたくなります。
その人は彼女の死を何とも思っていないことでしょう。
もし、その死を悲しむことが出来るのであれば、
その人は狂ってしまうはずだから。
しかし、その人には消すことが出来ない事実を背負って
自分の死の目前になり、その犯した罪の重さを
思い知るに違いありません。
神様はその人をご存じです。
その死の真相は隠されたままですが。
私が一番好きな歌を、最後に、追悼の曲として選ばせて頂きます。
「森のフェアリー」です。
彼女にぴったりの歌だと思います。
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