日本の土砂災害。熱海市で20名が行方不明。BBC NEWS 速報

土砂災害 日本 熱海

BBC NEWS で日本の土砂災害のニュースが取り上げられています。

日本では大きなニュースになっていますが、外国では日本のような地形ではないので珍しいことに映ったのかもしれません。

静岡や神奈川ではあまり聞かなので、関東の方の方々気をつけてください。

BBC NEWS では、「日本は山が多く、人口が密集しているため、血滑りは珍しいものではない」と書かれていますが、

問題は、「気候変動がこの種の異常気象を頻繁に、破壊的なものにしている証拠が増えている」と述べられていることです。

カナダの猛暑といい、日本の土砂災害といい、気候変動の原因が人間にあるという指摘は見逃すことは出来ないでしょう。

一部抜粋します。

Japan landslide: 20 missing in Atami city

Japan landslide: 20 missing in Atami city – BBC News

The mudslide struck at 10:30 local time on Saturday (01:30 GMT), according to a local resident.
One witness told national broadcaster NHK: “I heard a horrible sound and saw a mudslide flowing downwards as rescue workers were urging people to evacuate. So I ran to higher ground.”

Another resident, Chieko Oki, told AFP news agency: “The big electricity pylons here were shaking all over the place and no sooner had I wondered what was going on than the mudslides were already there.”

One man could only escape by climbing a ladder.

“The mudslide came really close, right in front of my house. I could hear it coming before I saw it. I couldn’t get away, so I climbed up a ladder,” he told NHK.

Another man described hearing an “unimaginable sound”. “I knew it was a landslide. It’s been raining constantly for three days, it’s been steady rather than a sudden downpour,” he said.

Prime Minister Yoshihide Suga has put together a taskforce to respond to the disaster and the wider emergency caused by heavy rainfall on the Pacific coastline.

Police, firefighters and members of Japan’s military are involved in a search operation.

Atami’s Mayor Sakae Saito told local media that up to 300 homes had been affected by the landslide.

Meanwhile hundreds of thousands of residents in three prefectures – Shizuoka, Kanagawa and Chiba – have been ordered to evacuate following warnings of further flooding in low-lying areas.

Last July dozens were killed in flooding. More than 200 died in 2018 when parts of western Japan were inundated.

地元住民によると、土石流が発生したのは現地時間の土曜日10時30分(日本時間1時30分)。

目撃者の一人は国営放送のNHKに、「救助隊員が避難を呼びかけている時に、ものすごい音が聞こえ、土石流が下に向かって流れているのが見えました。それで高台に逃げました。」

別の住民である大木千恵子さんは、AFP通信に次のように語っています。

「ここにある大きな電気の鉄塔があちこちで揺れていて、何が起きているのだろうと思っているうちに、土石流がもうそこまで来ていました」。

ある男性は、はしごを登ってしか逃げられなかったそうです。

「土石流は本当に近くまで来ていて、私の家の目の前まで来ていました。目で見る前に音が聞こえてきた。逃げることができなかったので、はしごで登りました。」とNHKに語りました。

別の男性は、「想像を絶する音」を聞いたと語っています。

「土砂崩れだと思いました。3日前から雨が降り続いていて、突然の豪雨ではなく予兆はあった。」と語りました。

菅義偉首相は、今回の災害および太平洋沿岸の大雨による緊急事態に対応するための対策本部を設置しました。

警察、消防、軍が捜索活動を行っています。

熱海市の斉藤栄市長は地元メディアに対し、地滑りの影響を受けた家屋は300棟に上ると述べています。

一方、静岡県、神奈川県、千葉県の3県では、低地での更なる浸水の恐れがあるとして、数十万人の住民に避難命令が出されています。

昨年7月には、洪水により数十人が死亡しました。

2018年には西日本の一部が洪水に見舞われ、200人以上が死亡しました。(拙訳)

オリンピックを控えての異常気象。

オリンピックの時にこの異常気象が起こらないことを祈るばかりです。

土砂災害 日本 熱海

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竹 慎一郎

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