九州大学総合研究博物館とは、自然史・文化史・技術史など多くの分野を総合した博物館です。
2000年に箱崎キャンパスに開館し、今年で創設20周年を迎えました。
このブログでは、九州大学総合研究博物館の魅力や活動について紹介していきます。
九州大学総合研究博物館の特徴は、学術標本の収蔵・保存、展示・公開、学術標本の調査・分析、またそれらに関する研究教育の支援を行っていることです。
学術標本とは、自然や文化の現象や事物を記録したもので、科学的な価値や教育的な価値があります。九州大学総合研究博物館では、約100万点の学術標本を保有しており、その中から選りすぐりのものを展示しています。
展示されている学術標本は、動物・植物・地質・人類・考古・民俗などの分野に分かれています。
それぞれの分野には、九州大学の教員や研究者が解説したパネルやビデオがあります。また、展示品にはQRコードがついており、スマートフォンで読み取ると詳しい情報が見られます。
展示品の中には、手に触れたり動かしたりできるものもあります。例えば、恐竜の化石や昆虫の標本などです。これらは、子どもから大人まで楽しみながら学べるように工夫されています。
九州大学総合研究博物館では、常設展示だけでなく、企画展やイベントも行っています。企画展では、特定のテーマに沿って学術標本を展示したり、他の博物館との共同企画を行ったりしています。
イベントでは、講演会やワークショップなどを開催しています。これらは一般公開されており、事前予約や参加費は不要です。ただし、新型コロナウイルス感染症対策として、定員制や入場制限などがありますので、事前にホームページで確認してください。
九州大学総合研究博物館は、月曜日から金曜日まで開館しており、入館料は無料です。
交通アクセスは、地下鉄箱崎線箱崎九大前駅またはJR箱崎駅から徒歩で約10分です。九州大学内で公開されているさまざまなデータベースもご覧いただけます。
GWにいかがですか?
2023-4-19 | 4月26日(水)22時30分よりEテレ「ザ・バックヤード 知の迷宮の裏側探訪」にて九州大学総合研究博物館が取り上げられます。ぜひご覧ください。 | |
2023-4-17 | 5/13(土) 、5/14(日)、5/20(土)、5/21(日)はミュージアムウィークのため臨時開館・全分野の開示室を特別開放いたします。 全分野の開示室は1年のうちこの4日間以外は見ることができないので是非足をお運びください。 | |
2023-4-13 | 5/13(土) 地質の日記念イベント「プロフェッサー前田の化石講座」旧工学部本館2,3階 | |
2023-4-10 | ~4/28(金)まで 常設展示室「帝国日本と森林」展 | |
2023-4-6 | 5/13(土)、5/20(土) フジイギャラリー ギャラリートーク 「発掘担当者とみる元寇防塁展」 |
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