東京オリンピック 開会式で初めてミュンヘンの犠牲者に敬意を表する

昨日は、オリンピックの開会式でした。

テレビでご覧になられた方も多いと思います。

開会式の直前に音楽担当の演出家が辞退するなどいろいろな問題が噴出し、どうなるのか心配させられましたが、良い開会式だったと感じました。

開会式の各国の更新でマスク姿で行進するのは、これが最初となるでしょう。

BBC NEWS は、ミュンヘンオリンピックのテロ事件の犠牲者の追悼について取り上げています。

1972年の事件の被害者の家族は救われたと語っています。

何気ない演出が盛り込まれている開会式でした。

BBC NEWS から速報です。

Olympics: Munich victims honoured for first time at opening ceremony

Olympics: Munich victims honoured for first time at opening ceremony – BBC News

Olympics: Munich victims honoured for first time at opening ceremony
The victims of the terror attack at the Munich Olympics have been remembered during Tokyo’s opening ceremony, the first time in nearly half a century.

A moment’s silence commemorated the 11 Israeli athletes killed by Palestinian gunmen in 1972.

Families of the victims had for years been urging Olympic organisers to honour them at an opening ceremony, but had their requests repeatedly rejected.

“Finally there is justice,” two of the victims’ widows said.

“We went through 49 years of struggle and never gave up,” said Ankie Spitzer and Ilana Romano, who were at Friday’s ceremony.

The Munich massacre on 5 September 1972 is one of the darkest chapter’s in Olympic history.

Eleven members of the Israeli team were taken hostage inside the Olympic village by Palestinian gunmen from the Black September group.

Two were shot dead almost immediately, while the others were killed during a gun battle with West German police at a nearby airfield, as the militants tried to take them out of the country.

“We remember those who lost their lives during the Olympic Games,” an announcer said during the ceremony.

“One group still holds a strong place in all our memories and stand for all those we have lost at the games – the members of the Israeli delegation at the Olympic Games Munich 1972,” the announcer added, as the stadium darkened and a soft blue light illuminated parts of the arena.

The move was praised by Israeli Prime Minister Naftali Bennett.

“I welcome this important and historic moment. May their memory be blessed,” he wrote wrote on Twitter.

Relatives of those killed sought for them to be remembered at opening ceremonies but the International Olympic Committee (IOC) had previously ignored the calls.

The IOC faced criticism after rejecting a request for a minute’s silence at the London 2012 Games to mark the 40th anniversary of the attack.

Organisers said the ceremony was not a “fit” atmosphere for a tribute.

After watching Friday’s tribute in Tokyo, Ms Spitzer and Ms Romano said they could not hold back their tears.

“This is the moment we’ve waited for,” the widows added.

オリンピック 開会式で初めてミュンヘンの犠牲者に敬意を表する

東京の開会式では、約半世紀ぶりに、ミュンヘンオリンピックのテロ事件の犠牲者が追悼されました。

1972年にパレスチナ人武装集団に殺害された11人のイスラエル人選手を追悼し、黙祷が捧げられました。

犠牲者の家族は何年も前からオリンピック主催者に開会式で犠牲者を追悼するよう求めていましたが、その要求は何度も却下されてきました。

犠牲者の未亡人2人は、「やっと正義が訪れた。」と語りました。

金曜日の式典に参加したアンキー・スピッツァーさんとイラナ・ロマーノさんは、「私たちは49年間の闘争を経て、決して諦めませんでした。」と語りました。

1972年9月5日に起きたミュンヘンの大虐殺は、オリンピックの歴史の中で最も暗い章のひとつです。

イスラエルチームのメンバー11名が、オリンピック会場内で、パレスチナ人武装集団「黒い九月」に人質に取られました。

2人はほぼ即座に射殺され、他のメンバーは、武装集団が彼らを国外に連れ出そうとした際に、近くの飛行場で西ドイツ警察との銃撃戦の中で死亡しました。

「オリンピック期間中に命を落とした人たちを覚えています。」と式典でアナウンサーが言っていました。

「1972年に開催されたミュンヘンオリンピックのイスラエル代表団のメンバーです。」とアナウンサーが述べた後、スタジアムが暗くなり、青い光がアリーナの一部を照らしました。

この動きは、イスラエルのナフタリ・ベネット首相も称賛しました。

「この重要で歴史的な瞬間を歓迎する。彼らの記憶が祝福されますように。」とツイッターに書き込んでいます。

犠牲者の親族は、開会式での追悼を求めていましたが、国際オリンピック委員会(IOC)はこれまでその声を無視していました。

IOCは、2012年のロンドン大会で、テロ事件から40周年を記念して1分間の黙祷を要求しましたが、これを拒否し、批判にさらされました。

主催者側は、式典の雰囲気が追悼にふさわしいものではなかったと述べています。

東京で行われた金曜日の追悼式を見たスピッツァーさんとロマーノさんは、涙を抑えることができなかったと語りました。

「この瞬間を待ち望んでいました。」と未亡人たちは付け加えました。(拙訳)

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竹 慎一郎

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