大腸内視鏡検査・ポリペクトミー 体験記

大腸内視鏡

市で行われている健康診断で、大腸ガンが要精密となって驚いていた。初めは、何もないだろうと数か月が経過したが、知り合いから後でガンが見つかると大変なことになると言われ、冬の暖かな日に意を決して近所の内科、胃腸科に行くことにした。

ネットでその病院の評判を検索したが、何と「目を合わせない先生」と書かれていてあまり評判は良くなかったが返って興味も沸きその先生がどんな先生か好奇心を持って行くことにした。

初めての診察では確かに強面の先生だったが、目は合わせてくれたので腕はいいのではないかと思ってほっとした。

数日後に検査を行うことも決定し、病院も個人病院ながらきれいで、看護師さんたちも優しく対応してくれて、検査を受けてみることにした。

検査の3日前から食事制限が課せられた。

食べられるものは、白米、うどん、そうめん、豆腐、肉、魚、卵だったが、肉も魚も食べられるのでいつもと変わらない食事で苦には全くならなかった。

野菜やきのこ、豆類、海藻など食物繊維を多く含むものは食べないように言われた。

検査前日は、朝は上記に書いた食事で、昼と夜は病院から与えられたレトルト風の食べ物を食べるように言われた。

量は少ないが、昼はじゃがいものそぼろあんかけ、たまごがゆ、

夜は、ビーフシチューとクラッカー5枚と寂しい感じがしたが、早めに食べて、寝る時間も9時頃には寝た。

翌朝は、8時半に病院に来るように言われた。朝1からの検査のスタートだ。

ビジネスホテルのシングルルームのような個室に案内された。

暖房もTVもトイレもついていて、快適で清潔な雰囲気だった。

先生から簡単にその日の流れを聞いたが、詳しくは看護師が説明を行う。

看護師は、検査であるが、ポリープが出来ている場合は切除する場合もあるので、手術扱いにもなるらしい。

手術の同意書などの書類にサインして、検査が1日かかると言われたが、田舎の個人病院でポリープまで切ってくれるのだと知って安心もあった。

もちろん、ポリープもたくさんあったり、大きすぎると大病院に回されるのだろう。

午前中は、下剤と水を飲み、腸をきれいにし、午後から検査ということだった。

午前中の飲んだ下剤と水の量は次の通りである。

9時~10時 下剤 1000ml

10時~10時半 水 500ml

10時半~11時 下剤 500ml

11時~11時15分 水 250ml

これが午前中に与えられた仕事であった。

これだけの下剤と水を飲めば腸はきれいになるだろう。

検査前の食事制限は役に立たないように思われたが、文句も言わずに飲み続けた。

7回目の便をみせてくれと看護師から言われたが、私は計13回トイレに駆け込んだ。

4回目位から便は黄色い水のようになった。

13回もトイレに行ったので脱水症状気味になったが、午前中はTVを見ながらゆったりとした時間が流れていった。

午後は、14時からいよいよ検査のスタートだ。

上半身は下着、パンツは専用の使い捨てパンツを履き、その上に薄手の足先まである上着を着て待機するように言われた。

パンツは勿論、穴が後ろになるように履いた。

看護師にこれでいいのかと尋ねた所、少し笑って、その通りだと言われた。

男のパンツの穴が後ろにあるなんて、こんな経験もなかなかできないだろう。

14時半から看護師が迎えに来ていよいよ検査となった。

眼鏡とマスクはつけたまま手術室に入った。

眼鏡は手術中は外すように言われたが、マスクはつけたまま行われた。

約30分の手術だった。もっと早く15分くらいで終わると聞かされていたが、予定より長くかかったのは、ポリープが見つかったからだった。

ドクターはこれから初めますも、これで終わりですも何も言葉をかけることはなかったが、最後にポリープを切りましたよだけは伝えてくれた。

手術中は、向きを変えたり足を組んだりなかなか動かすのに苦労した。

私は、膀胱結石で大事な所から管を通されたこともあったが、お尻の穴の方がハードな印象を受けた。

下腹が痛いですと何度か言ったものだ。

部屋に戻ると1時間様子をみるように言われたが、終わった後は痛みもなくゆったりと時間が過ぎるのを待った。

1時間位して看護師が着替えて受付で待つように言われた。

シャワーがあったが使うことはなかった。

また、術後は軽食も出ると前もって聞いていたが、軽食も出ることはなかった。

診察室に呼ばれると、パソコンで腸の中がきれいに撮影されていてびっくり。

何と1㎝弱のポリープが見つかり、切除したとのこと。

ポリープは画像では小さく見えたが、大きく拡大すると少し黒々としていて、こいつが悪さをした犯人だと思った。自覚症状はなかったのであるが。

その後、看護師から術後の過ごし方の説明を受けた。

激しい運動はしないこと。

アルコールは1週間飲まないこと。

シャワー程度で入浴は済ますことなど当たり前のことだった。

会計は20500円。ポリープが見つかり切除したからだ。何もなければ1万円位らしい。

終わったのは午後4時。

簡単にシャワーを浴びて、酎ハイを飲もうとしたが下腹が張って飲めなかった。

次の日は便は出なかったが、その次の日は便は普通通りになっていて安心している。

ポリープの結果は約10日後。

今はポリープが良性であることを願うばかりである。

大腸内視鏡

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竹 慎一郎

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