スターライトパレード SEKAI NO OWARI 再考

セカオワのメジャーデビュー2作目にあたるスターライトパレード(2011年11月23日リリース)を取り上げていきたい。

SEKAI NO OWARI – Wikipedia

スターライトパレード (曲) – Wikipedia

スターライトパレード

作詞:深瀬慧

作曲:中島真一

Welcome to the “STARLIGHT PARADE”

星が降る眠れない夜に

もう一度連れて行ってあの世界へ

初期の曲ではあるが、セカオワの世界観を良く表現している現在でもよくコンサートでも歌われる曲である。私は2018年4月8日、今から3年前のことであるが、熊本の野外コンサートに初めて行った時もこの曲は歌われていた。私はファンというよりは付き添いで行ったのでセカオワの曲は数曲しか知らず、しかも若者の中に入って果たして場違いではないだろうかといく前から実は不安であった。驚いたことに、結構年配の方もおられ、ファン層の厚さを感じたが、野外コンサート自体が初めだった私は座ってみることにしていたのだが、結局その場の雰囲気も手伝いコンサートが終わるまで立って鑑賞することが出来た。知らない曲ばかりが続いてはいたが、その迫力と音響には自然と涙があふれてくるのを押さえるのに必死だった。

コンサートの合間に小休憩があった。

その時である。

周りで一斉に歌われたのが前に引用した箇所である。繰り返し、繰り返し同じフレーズを歌い、それは私の周りにどんどん拡散されて行った。恐らく何度もセカオワのコンサートを経験しているのだろうと思ったがその場の一体感には圧倒され私自身は歌うことはできはしなかったが、私のいつの間にかその場に溶け込んでいくかのように感じたものだった。

Fukaseがこんなことを言った。

僕らの歌にはよく、夢や夜がテーマとなる歌が多いのですよと。

彼自身、夜をこよなく愛すると同時に、眠れない日々に苦しんだことだろうと思う。

しかし、それはパレードの始まりかもしれない。この逆説的な表現には、経験した者しか味合うことのできない夢の世界への導きがあると感じた。その世界は、苦しみに満ち絶望感にあふれてはいるが、同時に希望へと人間を向かわせるパレードでもあるように思われる。もう、そこには愛する人はいないかもしれない。独りボッチのパレードかもしれない。しかし、その寂しさは盛大なパレードとなり、孤独感はなくなり、生きていく希望を覚えるのだろうと思う。夜空は光り、そのパレードに引き込まれていくのである。夜の闇は一層深くなり、私たちはそこから抜け出すことは容易ではないかもしれない。たとえ星がきらめいていようとも。しかし、私たちは、その闇の中で繰り広げられるパレードに夢の中で絶望から希望へと導かれて行くのである。

僕たちは探していくんだ

夜空の星が射す方へ

もう君がいなくなったこの世界で

それはまるで僕たちの文明が奪った

夜空の光の様に

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竹 慎一郎

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