YAMAHA AG03は、長らく配信者に愛されてきたオーディオインターフェースの定番モデルです。その後継として登場したのが、YAMAHA AG03MK2。見た目こそ似ていますが、実は配信スタイルの変化にあわせて中身はしっかり進化しています。
ここでは、どちらを選ぶべきか迷っている方のために、特に重要な7つの違いをピックアップして解説します。
1. 接続端子がUSB-Cに対応
旧モデルのAG03はUSB Type-Bを採用していたのに対し、AG03MK2ではUSB-C端子に変更。これにより、最新のPCやスマホ、タブレットとの互換性が高まりました。特にモバイル配信やiPad配信を検討している方にとっては大きなメリットです。
2. 安定した電源供給
AG03MK2ではUSB-C経由の給電に加えて、外部電源の使用にも対応。これにより安定した動作が可能となり、長時間の配信や録音でも不安が少なくなりました。
3. ループバック機能が物理スイッチに
AG03でもループバックは可能でしたが、ON/OFFの切り替えはやや煩雑でした。MK2では物理スイッチでワンタッチ操作が可能に。配信ソフトを立ち上げる前にループバックを切り替えるなど、現場目線での利便性がアップしています。
4. ソフトウェアで音質を細かく調整可能
AG03MK2は、YAMAHAが提供する専用ソフト**「AG Controller」**に対応。リバーブやコンプレッサー、EQの調整など、より細かい音作りが可能です。音質にこだわりたい方には嬉しいポイントです。
5. カラーバリエーションが増えた
AG03はホワイト一択でしたが、AG03MK2ではブラックやベージュといった新色が追加されました。配信機材をインテリアやブランディングに合わせたい方にも◎。
6. モバイルOSにも正式対応
MK2はWindows/Macだけでなく、iOSやAndroidにも公式対応しています。スマホ1台での配信環境構築を考えている方には、AG03MK2一択とも言えるでしょう。
7. 価格差とその価値
価格はAG03が約13,000円前後、AG03MK2は約18,000〜20,000円前後とやや高め。ただし、対応デバイスの拡張や操作性向上など、価格差以上のメリットがあると感じる人も多いはずです。
結論:迷ったらAG03MK2がおすすめな理由
AG03MK2は、AG03の操作性の良さをそのままに、今の配信環境にマッチした機能をしっかり搭載しています。
特に以下のような方にはAG03MK2がおすすめです:
- 「これから配信を始めたい」初心者
- 「スマホやiPadでも配信したい」人
- 「音質を妥協したくない」クリエイター志向の人
もし予算重視なら、中古で手に入りやすいAG03も選択肢になります。ただ、長く使うつもりなら、最初からAG03MK2を選んだ方が後悔は少ないかもしれません。

💬 YAMAHA AG03MK2のリアルな口コミ・評判まとめ
◆ 初心者配信者の声
🎤「初めてのオーディオインターフェースで不安でしたが、接続もシンプルで感覚的に使えました。ループバックのスイッチが便利すぎる!」
― 20代男性/YouTube配信初心者
◆ モバイル配信ユーザーの評価
📱「iPadとUSB-Cで直接つながるのが最高。電源も安定してるし、出先の配信でも音が途切れたことがありません。」
― 30代女性/ゲーム実況者
◆ 旧AG03ユーザーからの乗り換えレビュー
🔁「AG03から買い替えました。音質そのものは大きく変わらないけど、物理スイッチやAG Controllerの細かい設定が神。配信の自由度が上がりました。」
― 40代男性/配信歴5年
◆ 音質重視のクリエイターから
🎧「リバーブのかかり具合も自然で、マイクとの相性も◎。音楽配信と雑談の切り替えもラクになりました。音質はこの価格帯ではトップクラス。」
― 30代女性/シンガーソングライター系配信者
◆ 購入時の注意点(ちょっと気になる声)
⚠「Macでの設定時にドライバが少し迷いました。とはいえ一度設定すれば快適そのもの。説明書がもう少し丁寧ならパーフェクトでした」
― 20代男性/動画編集者
🎙初心者 vs 上級者|YAMAHA AG03MK2の評価はどう違う?
YAMAHA AG03MK2は、配信初心者からプロレベルのクリエイターまで広く支持されていますが、使う人のレベルによって評価ポイントが変わってくるのも事実です。
ここでは、「初心者」と「上級者」がそれぞれどのようにこの機材を見ているのかを、口コミをもとに比較してみましょう。
🔰 初心者の評価ポイント・口コミ
観点 | 内容 |
---|---|
セットアップ | 「つなぐだけで使えた」「設定ガイドが分かりやすい」 |
操作性 | 「つまみが大きくて触りやすい」「物理スイッチで直感的」 |
音質 | 「スマホマイクとは全然違う」「声がクリアに聞こえる」 |
目的 | 雑談配信・ゲーム実況・Vtuber活動のスタートに最適 |
不満点 | 「専門用語が多くて最初は少し戸惑った」「エフェクトの違いがわからない」 |
🗣️「とにかく“失敗しない一台”という感じ。初心者にありがたい安定感!」
🎧 上級者・経験者の評価ポイント・口コミ
観点 | 内容 |
---|---|
音質管理 | 「AG ControllerでEQやコンプが調整できるのが嬉しい」 |
拡張性 | 「DAW連携やスマホ・PC同時接続も対応できる柔軟性が強い」 |
安定性 | 「電源の安定感が配信事故を防いでくれる」 |
使い分け | 「ライブ配信用・録音用に分けて2台持ちしている人も」 |
不満点 | 「本格的な音楽制作なら上位機種(AG06MK2等)も視野に」 |
🎤「手軽なのに詰めればプロっぽい音作りもできる。コスパ最強の万能型」
🧠 結論:どのレベルでも“ちょうどいい”1台
- 初心者にとっては「つまずかずにスタートできる安心感」
- 上級者にとっては「ミニマルながらしっかり調整できる性能」
この「間口の広さ」がAG03MK2最大の強みです。
✅ もし迷っているなら…
- 「使いこなせるか不安」→ とりあえずAG03MK2でOK!
- 「音質をもっと詰めたい」→ AG06MK2やミキサー併用も検討
- 「スマホ配信がメイン」→ USB-C対応のMK2一択!
🎛️YAMAHA AG03 vs AG03MK2|比較表(2025年版)
比較項目 | AG03(旧モデル) | AG03MK2(新モデル) | コメント・補足 |
---|---|---|---|
発売年 | 2015年 | 2022年 | AG03MK2は約7年ぶりのアップデート |
接続端子 | USB 2.0(Type-B) | USB-C(5V電源供給対応) | モバイル配信や省電力運用がしやすくなった |
電源方式 | バスパワーのみ | USB-C給電+外部電源対応 | 安定性が向上(iPadなどでも使用可) |
入力端子(マイク) | XLR/TRSコンボ×1 | 同左 | 基本仕様は同じ |
入力端子(ライン・楽器) | LINE/Hi-Z切替あり | 同左 | ギター・シンセなどの入力にも対応 |
ループバック機能 | ON/OFF切替なし | ON/OFF物理スイッチあり | 配信用途で便利な物理切替を追加 |
エフェクト操作 | DSP(REVERB等)ON/OFF | 同左 | 音質は同等だが、AG Controllerで調整可能 |
操作ノブのデザイン | 旧型(やや細め) | 新型(大きめ・握りやすい) | 視認性・操作性が向上 |
AG Controller対応 | 非対応 | 対応(PC/Mac/iOS) | EQ・コンプなど詳細設定が可能 |
対応OS | Windows / Mac | Windows / Mac / iOS / Android | 幅広い配信スタイルに対応 |
カラーバリエーション | ホワイトのみ | ホワイト / ブラック / ベージュ | カラー選択の幅が広がった |
価格帯(参考) | 約13,000円前後 | 約18,000〜20,000円前後 | 機能強化分の価格アップあり |
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