清和会は自民党内の名門派閥であり、平成研究会や宏池会と並ぶ存在で、保守本流の平成研究会や宏池会系3派閥に対抗する派閥として知られています。
この派閥は、日本民主党の反吉田茂路線を起源に持ち、親米を基調としつつも自主憲法論・憲法改正論を唱え、再軍備に積極的なタカ派色が強いとされます。
冷戦期には反共主義志向として大韓民国や中華民国(台湾)との人脈を築きましたが、同時に福田赳夫やその氏族は親中派の有力者であり、日中平和友好条約の締結や日中首脳会談の発表など、必ずしも反中共の派閥とは言えませんでした。
福田赳夫から始まるこの派閥は、角福戦争以降、他の派閥が田中派の支持なしに総理大臣・自民党総裁になることが難しい時期が続き、田中との対立関係がありました。
福田が領袖である間は、非主流派に甘んじることが多かったが、1993年の経世会分裂以降は実力者が執行部入りして主流派となることもありました。
ただし、安倍晋太郎が病に倒れた後は派内の内紛があり、森内閣においても平成研究会の影響が強かったとされています。
創設者の福田赳夫は大蔵省官僚出身で金融業界に力を持っていましたが、田中派や竹下派の全盛時代に他の業界との関係が制約され、清和会の影響力が衰えたとされています。
清和会が名実ともに主流派として政権の中枢を担うようになったのは、小泉内閣以降であり、安倍内閣では業界とのつながりが限られていました。
2022年の安倍晋三銃撃事件以降、清和研と旧統一教会との関係が指摘され、政治家たちの旧統一教会との接点も露呈しています。
衆議院議員 (計58名)
- 衛藤征士郎(大分2区)
- 塩谷立(比例東海・静岡8区)
- 下村博文(東京11区)
- 高木毅(福井2区)
- 松野博一(千葉3区)
- 吉野正芳(福島5区)
- 柴山昌彦(埼玉8区)
- 谷川弥一(長崎3区)
- 西村康稔(兵庫9区)
- 松島みどり(東京14区)
- 稲田朋美(福井1区)
- 奥野信亮(比例近畿)
- 鈴木淳司(愛知7区)
- 西村明宏(宮城3区)
- 萩生田光一(東京24区)
- 宮下一郎(長野5区)
- 越智隆雄(比例東京・東京6区)
- 大塚拓(埼玉9区)
- 亀岡偉民(比例東北・福島1区)
- 関芳弘(兵庫3区)
- 高鳥修一(比例北陸信越・新潟6区)
- 中根一幸(比例北関東・埼玉6区)
- 義家弘介(比例南関東・神奈川16区)
- 青山周平(比例東海・愛知12区)
- 大西英男(東京16区)
- 小田原潔(東京21区)
- 菅家一郎(比例東北・福島4区)
- 神田憲次(愛知5区)
- 佐々木紀(石川2区)
- 田畑裕明(富山1区)
- 根本幸典(愛知15区)
- 藤原崇(岩手3区)
- 福田達夫(群馬4区)
- 細田健一(新潟2区)
- 堀井学(比例北海道・北海道9区)
- 三ッ林裕巳(埼玉14区)
- 宮沢博行(比例東海・静岡3区)
- 簗和生(栃木3区)
- 山田美樹(東京1区)
- 尾身朝子(比例北関東)
参議院議員 (計40名)
- 山崎正昭(福井県)
- 世耕弘成(和歌山県)
- 橋本聖子(比例区)
- 岡田直樹(石川県)
- 末松信介(兵庫県)
- 野上浩太郎(富山県)
- 山谷えり子(比例区)
- 山本順三(愛媛県)
- 上野通子(栃木県)
- 江島潔(山口県)
- 衛藤晟一(比例区)
- 片山さつき(比例区)
- 北村経夫(山口県)
- 西田昌司(京都府)
- 長谷川岳(北海道)
- 古川俊治(埼玉県)
- 丸川珠代(東京都)
- 宮本周司(石川県)
- 森まさこ(福島県)
- 赤池誠章(比例区)
- 石井正弘(岡山県)
- 石田昌宏(比例区)
- 井上義行(比例区)
- 太田房江(大阪府)
- 大野泰正(岐阜県)
- 酒井庸行(愛知県)
- 佐藤啓(奈良県)
- 滝波宏文(福井県)
- 長峯誠(宮崎県)
- 羽生田俊(比例区)
- 堀井巌(奈良県)
- 松川るい(大阪府)
- 山田宏(比例区)
- 吉川有美(三重県)
準会員
- 中山泰秀(大阪4区)
- 上野宏史(比例北関東)
- 長尾敬(大阪14区)
- 安藤高夫(比例東京)
- 今村洋史(比例東京)
- 加納陽之助(大阪15区)
- 高橋祐介(北海道2区)
以上が阿部派の議員のまとめです。
この方々に投票した人はよく考えなおしてください。
そして、選挙に行かない5000万人の方、選挙に行きましょう!
自民党崩壊
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