石川県で最大震度7を観測した能登半島地震は1月1日に起こった。
なぜこのような大きな地震を前もって気象庁は予測できないのだろうか?
2058年の未来から来た國分玲は、twitterで、2024年1月10日に十勝沖地震を予言している。
また、たつき涼は2025年の7月に大地震を予言しているのも有名である。
予言はあくまで予言であって当たるかどうかは客観的に見ても妥当とは言えない部分がある。
なぜ、現代の最先端技術を持ってしても、気象庁は地震がいつ起こるかは分からないのだろうか?
あるいは分かっていても国民には知らせないのだろうか?
地震の起こることはある程度予測出来ているのではないかと思われるがどうだろうか?
現在の地震予知の実態をレポートします。
地震の発生メカニズムは、プレートの移動に伴う歪みの蓄積と解放によるものです。この歪みは主に海洋プレートの沈み込みによって陸側プレートにかかり、数十kmの深さにある断層面でひずみが蓄積していきます。このひずみが一定値を超えると断層が動き、地震が発生します。
地震の予知を困難にしているのは、地下深部の岩盤の歪みや断層の性質といった、直接観測不可能な条件が絡み合っていることです。地下構造や応力の分布を正確に把握することは極めて難しく、現在の技術で地震がいつどこで起こるのかを高い精度で予測するのは不可能に近いのが実状です。
ただし、統計学的手法によって、ある地域での地震発生確率は算出することができます。気象庁はプレートの固着状況や活断層分布から長期的な地震発生確率を評価し、切迫度の高い地域を特定しています。また1日以内の地震発生確率も、地殻変動観測網によるリアルタイム解析から公表しています。しかしこれらの手法はあくまで確率分布の推計であり、個々の地震発生を的確に予知することは困難な状況です。
一方で、科学的な裏付けに乏しい地震説に基づく予言は、的中する確率は極めて低く信頼できません。過去のデータから巨大地震の周期性をある程度推測できるものの、それをもって個々の地震を予知できるとは言えないのが実情です。
今後の観測技術の発展とともに、地震予知能力が向上する可能性はあります。しかし、地震発生の複雑性から完全な予知は困難と考えられ、ゼロリスクを追求することは現実的ではありません。重要なのは、科学的知見に基づき、国を挙げて災害への備えを着実に進めることです。気象庁だけに頼ることなく、社会全体で防災意識を高め、地震への対応力を高めることが不可欠だと言えるでしょう。
以上、より詳細に地震予知の可能性と限界、気象庁の取り組み、社会が目指すべき方向性について論じました。
國分玲の予言は明日、2024年1月10日、十勝沖地震が起こらないことを祈るばかりです。
私が見た未来 完全版
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