5月8日の息子の誕生日に送ったボールペン。

カランダッシュ 贈り物

息子は大学3年生。実家を離れてもう3年が経とうとしている。

都会の生活にも慣れ、コロナはあったとはいえ、いろんな経験を積んできたと思う。そして3年生も終わろうとしているが、

今は、就職活動で忙しそうだ。

もうすでに1つ内定を貰ったようだが、更なる挑戦に挑もうとしている。

ネットによると、大学3年生で今の時期にもう6割近い内定が出ているらしい。

うちの息子も何社も周っているようだ。

面接にも慣れてきたとの心強い言葉も聞いた。

その息子の誕生日が5月8日。

今日、5月5日に8日の誕生日に到着するように、アマゾンでポチりました。

これは、ある小説の中に出てきたボールペンだが、調べてみるとスイス製の有名なボールペンだということが分かった。

実は私も大いにそのペンに興味を持ち使いたいと思ったのであるが、自分用であれば、100円のペンで十分なので使ったことはない。

今はパソコンで文字を書くことが少なくなったとはいえ、いざという時は自分の手で文字を書かなくてはならないだろう。

印鑑は廃止の方向で、全てが電子ベースになっていくのであろうが、書くというこのあたり前の作業は決してなくなることはないだろう。

息子が就職して会社に入り、背広の内ポケットの中にこのペンを入れている様子を想像してみる。

上司が「何か書くものはないか?」と息子に聞く。

息子はこのペンを上司に差し出す。

上司はそのペンを一目見てそのペンの正体を明かすのだ。

「君はカランダッシュのペンを使っているのか?」と。

息子がニッコリと微笑み返すのが頭の中をよぎる。

でも、このカランダッシュのペンには逸話があって、誰もインクがなくなるまで使うことはないという。

そう、なくしてしまうのだ。

多分そうなると予想出来るのだが、数年後になくした頃にまた送ってやりたいと思う。

カランダッシュ 贈り物

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竹 慎一郎

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