4月1日 新たなる年度のスタートに向けて

4月1日

今日は、年度が切り替わり新しい年度がスタートする記念すべき日だ。新しい職場でスタートさせた人、異動で新しい所に配属された人、昇任した人、降格された人などそれぞれが次の一歩に踏み出す日だ。希望に満ち溢れている人もいれば、不本意な人事にやり場のない不信感を抱いている人も多いと思う。

何か流れがあるように思える。FXを初めて3ヵ月位になるが、買うと下がり、売ると上がるということがよくある。一般の投資家たちの動きは大口に読まれていることは明らかだ。チャートを見ていると流れにのれると勝てるのは当たりのことではあるが、その流れは大口にコントロールされた流れでありそれを把握するのはこんなに見える。要は逆をいけばいい訳ではあるが、人と逆の道をエントリーするにはそれだけの知識や経験が必要だろうと思う。

最近は、FXの勝率もわずかであるが上がってきた。人の心理がチャートに表れていると感じることができたからだと思う。流れに逆らい勝つことは難しいが全てはチャートに集約されていると感じる。

今日、県の職員の異動をネットで見た。この記事の向こう側にはそれぞれの思いがあるのを感じざるを得なかった。一緒に働いたことのある人の名前を見ると、その人の思いが伝わってくるかのように思えた。人が出世していくのになぜ自分は努力しても認められることなく退散せざるを得なかったのだろうと思う。完全に私は流れの逆に行かされた。その逆の流れで、完全につかまり、逆張りはできずにそのままロスカットの道を辿る以外にはなかった。もう、すでに終わったことなのでこれからどうすることもできないが、別な道で模索していくしかない。できるかどうかは分からないのだが、もうあの世界で戦うことはない。

何ができるかはこれからにかかってくるが、何もできずにロスカットの連続になるかもしれない。流れにのれなかった私がこれから新しい上昇する流れにのれるとは到底考えられない。下降の流れに身を委ねて生きていくのも良いかもしれない。下降の流れがあるとしたらどこかでそれは止まるかもしれない。下がる所まで落ちたら、その時はロングということだが、もう半ばは諦めていることも疑いない。十分生きたと思える瞬間が度々訪れる。静かに穏やかに最後を迎えたいという気持ちも強くなった。一旦、蟻地獄に捕まるとそこから這い上がることはなかなか困難に思えてしまう。これから残された生をどうやって乗り越えることができるか考えると亡羊としてしまう。

人生の逆転劇は可能かと考える。私に残された逆転劇とは後は出世して権力を握ることは不可能なので、お金しかない。大金を手に入れることしか考えられない。そんな才能はないと思うが、手持ちのお金だけでは、このまま最低限度の文化的な生活がやっと送れるだけである。日本の終身雇用制はすでに崩壊しているので、企業に属さない生き方がこれから真剣に考えていかなければならない時代へとますます突き進んでいくことであろう。何が転機になるかは想像することも難しいが、寿命までは生きていく以外はない。好きなことで流れに身を任せていけばいいだろうと思う。

少しは新しいスキルを身につけたいとは思えるようになっているが、果たしてどう転ぶかは予想も立たないが、やれる範囲で、狭い範囲であるが、何とかかんとかもがきながら流れに逆らうことが続くのかもしれないが、人生の強制ロスカットまで生きていかなければならない。

4月1日。3日は誕生日だ。春は陽気が変なので、苦しい3月だったが、4月もいつも通り時間は流れていくだけだが、早く楽になりたいと思う。

勝手に動いてくれる私の臓器たちには心から感謝したい。

4月1日

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竹 慎一郎

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