徳永英明の名曲、「レイニーブルー」のカバー曲であるが、菅野恵の純粋な感情が伝わる曲となっている。
youtube で菅野恵(すげの めぐみ)を検索すると非常に沢山のカバー曲が最近すごいペースで配信されている。
この「レイニーブルー」は、今から1か月前に更新されている。チャンネル登録者数は8670人とあり、この曲の再生は1059回と書かれている。
恐らく菅野さんのファンも最近のカバーの多さに驚いているのではないだろうか?
1059回の内、私は100回は聞いている。
徳永英明の原曲は知ってはいるが、いい歌だなあ位しか思わなかった。
しかし、菅野恵の歌声、その表情(顔)に私はひかれてしまったようである。
顔の下は、マイクで見えない。
肩幅は狭く非常に華奢な印象を受ける。
目が特に印象的だと思う。少したれ目の純粋な表情を醸し出す。
菅野恵自体は、お母さんでお子さんもおられるとHPで知ったが、昔のいわゆる彼女の歌と比べると
今の方がなぜだろう、極端に若返って見える。高校生?と初めは思ったほどである。
このyoutube では新しいスタイルだと思われる。顔を出さないシンガーは多いが、
菅野恵の場合は、昔の曲から素顔は分かるが、最近の配信スタイルは顔を半分位しか見せないスタイルが定着しているようだ。
これは歌声を際立たせるのに成功している。そして目が印象的だ。その華奢な肩幅も。
その華奢に見える外見と違い、歌声は徳永英明を凌駕する音量と感情の込めた歌声となっている。
曲と曲の間に目を閉じるその表情は、人の心を掴んで離さない。
これから大きく注目されていくと思うのは私だけであろうか?
冷たい雨に打たれながら
悲しい哀しい物語 想い出した (レイニーブルー)
誰もが持つ昔の思い出。
楽しい思い出は消え去り、悲しい思い出ばかりが蓄積されていく。
そんな人が持つ感情の奥深さを表現した徳永英明であるが、菅野恵ほどその思い出を
優しく思い出させてくれる歌手はいないと思う。
昔の想いが未だに癒されない気持ちを、優しい雨が静かに顔を撃つかのように、包んでくれる。
恐らく、菅野恵という歌手は、純粋な気持ちを今も尚消えずに持ち続けているのだろう。
歌という表現方法で、これほどまでに純粋な感情をある程度の年齢を過ぎて、表現できる歌手は少ないのではないだろうか。
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