米国の約200の企業が「巨大な」ランサムウエアの攻撃を受けたと発表されました。
フロリダに本社を置くIT企業 Kaseya を標的にした模様です。
どうやら犯人は、ロシアに関連した「REvil」が原因だと考えられているそうです。
このサイバー攻撃は、かなりの頻度で行われています。その一角が今回報道されましたが、
アメリカとロシアの政治的な裏側で行われている情報戦のようだと思いました。
その一部を紹介します。
バイデン大統領のロシアに対する表明に注目してください。
US companies hit by ‘colossal’ cyber-attack
US companies hit by ‘colossal’ cyber-attack – BBC News
Kaseya said in its statement that a “small number” of companies had been affected, though Huntress Labs said the number is already about 200 and counting.
It is not clear what specific companies have been affected – a Kaseya representative contacted by the BBC declined to give details.
Kaseya’s website says it has a presence in over 10 countries and more than 10,000 customers.
“This is a colossal and devastating supply chain attack,” Huntress Labs’ senior security researcher John Hammond said in an email to Reuters news agency.
At a summit in Geneva last month, US President Joe Biden said he told Russian President Vladimir Putin he had a responsibility to rein in such cyber-attacks.
Mr Biden said he gave Mr Putin a list of 16 critical infrastructure sectors, from energy to water, that should not be subject of hacking.
REvil – also known as Sodinokibi – is one of the most prolific and profitable cyber-criminal groups in the world.
The gang was blamed by the FBI for a hack in May that paralysed operations at JBS – the world’s largest meat supplier.
REvil was also linked to a co-ordinated attack on nearly two dozen local governments in Texas in 2019.
Kaseyaは声明の中で、「少数の」企業が影響を受けたと述べていますが、Huntress Labs社によると、その数はすでに約200社を数えているとのことです。
具体的にどのような企業が影響を受けたのかは明らかではありません。BBCの取材を受けたKaseyaの担当者は、詳細を明かすことを拒否しました。
Kaseyaのウェブサイトによると、同社は10カ国以上に拠点を持ち、1万社以上の顧客を抱えています。
Huntress Labs社のシニア・セキュリティ・リサーチャーであるジョン・ハモンド氏は、ロイター通信への電子メールで、「これは巨大で壊滅的なサプライチェーン攻撃だ」と述べています。
米国のジョー・バイデン大統領は、先月ジュネーブで開催されたサミットで、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領に対し、このようなサイバー攻撃を抑制する責任があると述べたという。
バイデン氏は、エネルギーから水まで、ハッキングの対象となってはならない16の重要インフラ部門のリストをプーチン大統領に渡したという。
REvil(別名Sodinokibi)は、世界で最も多くの実績と利益を上げているサイバー犯罪者集団の1つです。
このグループは、5月に世界最大の食肉業者であるJBSの業務を麻痺させたハッキング事件の犯人としてFBIに告発されました。(拙訳)
Windows10には、defenderがついていますが、マルウエアは、海外のアプリをDLした時によく入ってきます。
まず対策は、コントロールパネルのソフトウエアの削除の所で、DLした日付を見て見覚えがないソフトが入っていれば削除がまず第1だと思います。
次は、あまりにしつこい場合は、そのURLをWindowsの設定の所のサイトのブロックの所に打ち込めばブロックされます。
私は、ESET という、アプリの無料版を使ったこともありますが、より安全性を求めるのであれば、有料のソフトの導入を考えてもいいと思います。
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