チャールズ英国王の戴冠式
チャールズ英国王の戴冠式は、6日にロンドンのウェストミンスター寺院で行われます。
チャールズ国王は、昨年亡くなった母親のエリザベス女王の戴冠式(1953年)よりも小規模かつ短時間の、そしてより多様な内容の戴冠式にすることを選んだそうです。
招待客はどんな人?費用は誰が払ってる?
チャールズ国王の戴冠式について、招待客はどんな人か、費用は誰が払っているかについては、現在のウェブページによると、招待客リストには誰が載っているか明らかになっていないようです。
また、最終的な費用は約2億5千万ポンド(約428億5000万円)で、半分以上は政府が負担するとのことです。
チャールズ国王の戴冠式には、約2000人が招待されているようです。
招待客リストには、誰が載っているかは明らかにされていませんが、より多様な内容の戴冠式にするため、昨年亡くなった母親のエリザベス女王の戴冠式(1953年)よりも小規模かつ短時間の戴冠式にすることを選んだそうです。
日本からは、政府と宮内庁が調整しているということで、秋篠宮ご夫妻が5月6日に行われるチャールズ国王の戴冠式に出席する方向であることが明らかになっています。
秋篠宮ご夫妻は、チャールズ国王の戴冠式に参列するため、5月1日から7日までの予定で、4日から7日まで英国を訪問される予定です。
ただし、秋篠宮ご夫妻がどのような役割を担うかについては、現在のところ情報がありません。
トム・クルーズは、英王室のチャールズ国王の戴冠式を記念して翌7日にウィンザー城で開催される祝賀コンサートに出演することが明らかになっています。
そもそも世界で王様のいる国はいくつある?
現在、世界には約44の君主制国家があります。
これらの国々は、王国、大公国、公国、首長国、帝国などと呼ばれることがあります。
日本は立憲君主制です。
天皇は象徴的な存在であり、政治的な権力を持っていません。
日本の国家型態は、「かつての絶対君主制や立憲君主制のような伝統的・典型的な君主制には属さないことは明らかである」とされています。
日本の国家型態は、日本の政治は日本国憲法に基づいて行われます。
また、日本の行政・司法は、憲法と国会が定める法律以下、明文化された法令等に基づいて行われます。
以上のように、日本は立憲主義に基づく国家であると言えます。
立憲主義とは、政治権力が憲法によって実質的に制限されなければならないという政治理念であり、単に憲法に基づいて統治がなされるべきであるというのみならず、国家権力を制限して国民の権利・自由を守ることを目的とする考え方です。
立憲主義は、古くは13世紀ごろのイギリスにおいて、「国王も官吏も神の法、自然法に従わなければならない」という思想から生まれました。
近代的な立憲主義は、権力者の権力行使を、最高規範たる憲法で制限して、国民の権利や自由を擁護しようとする考え方です。
立憲主義と民主主義は、互いに対立するものではなく、日本は「立憲主義」であり「民主主義」の国です。
立憲主義とは、単に憲法に基づいて統治がなされるべきであるというのみならず、政治権力が憲法によって実質的に制限されなければならないという政治理念です。
一方、民主主義は、国民が自由かつ平等に政治に参加し、政治的意思決定を行うことができる政治体制です。
つまり、日本は憲法に基づいて統治される「立憲主義」であり、国民が自由かつ平等に政治に参加し、政治的意思決定を行うことができる「民主主義」の国です。
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