6月9日のBBC NEWS の記事です。
何と日本が2つもランクインしています。
Coronavirus: Auckland ranked most liveable city as pandemic shifts list
Coronavirus: Auckland ranked most liveable city as pandemic shifts list
Coronavirus: Auckland ranked most liveable city as pandemic shifts list – BBC News
Auckland in New Zealand has been named the world’s most liveable city, in an annual ranking that has been shifted by the coronavirus pandemic.
The Economist Intelligence Unit (EIU) survey ranked 140 cities on factors including stability, infrastructure, education and access to healthcare.
But the pandemic proved to be the defining factor in this year’s list.
It meant European cities fell while those in Australia, Japan and New Zealand rose up the rankings.
Those island countries responded swiftly to the coronavirus outbreak and were able to minimise cases and loosen restrictions.
- The uncertain future of Britain’s offices
- How cities might change if we worked from home more
- ‘Five-day office week will become the norm again’
European Union countries, meanwhile, had a sluggish start to their vaccine rollout and many member states imposed tough lockdowns which hurt their performance in this year’s survey.
Auckland topped the list followed by Osaka in Japan, Adelaide in Australia, Wellington in New Zealand and the Japanese capital Tokyo. No UK cities made the top ten.
“Auckland rose to the top of the ranking owing to its successful approach in containing the Covid-19 pandemic, which allowed its society to remain open and the city to score strongly,” the EIU said.
“European cities fared particularly poorly in this year’s edition,” it added. “Eight of the top ten biggest falls in the rankings are European cities.”
Vienna, for example, fell from first place to 12th. The Austrian capital had led the list for several years, usually tied at the top with Melbourne.
But Hamburg in northern Germany had the most dramatic fall – dropping 34 places to 47th.
This trend was motivated by a “stress on hospital resources” which the study said had increased for most German and French cities, resulting in a “deteriorated healthcare score”.
Lockdown measures and restrictions on movement also reduced overall liveability, the study said.
“Cities across the world are now much less liveable than they were before the pandemic began, and we’ve seen that regions such as Europe have been hit particularly hard,” the EIU said.
While the top of the list has shifted, the study said there had been much less movement at the bottom.
Damascus remains the city where life is most difficult, largely because of Syria’s continuing civil war. Many of the cities that ranked poorly have been blighted by conflict, which has put pressure on their health systems and infrastructure.
The ten most liveable cities in 2021
- Auckland, New Zealand
- Osaka, Japan
- Adelaide, Australia
- Wellington, New Zealand
- Tokyo, Japan
- Perth, Australia
- Zurich, Switzerland
- Geneva, Switzerland
- Melbourne, Australia
- Brisbane, Australia
The ten least liveable cities in 2021
- Damascus, Syria
- Lagos, Nigeria
- Port Moresby, PNG
- Dhaka, Bangladesh
- Algiers, Algeria
- Tripoli, Libya
- Karachi, Pakistan
- Harare, Zimbabwe
- Douala, Cameroon
- Caracas, Venezuela
コロナウイルス。パンデミックの影響でオークランドが最も住みやすい都市にランクイン
コロナウイルスの流行により、世界で最も住みやすい都市にニュージーランドのオークランドが選出されました。
エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)の調査では、安定性、インフラ、教育、医療へのアクセスなどの要素をもとに、140の都市をランク付けしています。
しかし、今年のランキングでは、パンデミックが決定的な要因となりました。
ヨーロッパの都市がランクダウンした一方で、オーストラリア、日本、ニュージーランドの都市がランクアップしたのです。
これらの島国では、コロナウイルスの発生に迅速に対応し、感染者を最小限に抑え、規制を緩和することができました。
– イギリスのオフィスの先行きは不透明
– 在宅勤務が増えれば、都市はどう変わる?
– 「週5日のオフィスが再び当たり前になる」とのこと
一方、欧州連合(EU)加盟国では、ワクチン接種の開始が遅れ、多くの加盟国が厳しい外出禁止令を出したため、今年の調査では不利な結果となりました。
オークランドを筆頭に、日本の大阪、オーストラリアのアデレード、ニュージーランドのウェリントン、そして日本の首都・東京が続きます。イギリスの都市がトップ10に入ることはありませんでした。
「オークランドがランキングのトップになったのは、コロナウイルスの大流行を抑えることに成功したため、社会が開放的になり、都市の評価が高くなったためである。」とEIUは述べています。
「今年のランキングでは、ヨーロッパの都市が特に悪い結果となりました」とEIUは述べています。
「今年のランキングでは、ヨーロッパの都市が特に不調で、順位が下がった上位10都市のうち8都市がヨーロッパの都市でした。」
例えば、ウィーンは1位から12位に転落しました。ウィーンは、ここ数年、メルボルンと並んでランキングのトップに立っていました。
一方、ドイツ北部のハンブルクは、34位から47位へと大きく順位を下げました。
この傾向は、ドイツとフランスのほとんどの都市で「病院のリソースに対するストレス」が増加し、その結果、「医療スコアが悪化」したことに起因すると調査は述べています。
また、ロックダウン対策や移動の制限も、全体的な住みやすさを低下させているとしています。
EIUは、「世界中の都市で、パンデミックが始まる前に比べて住みやすさが大幅に低下しており、ヨーロッパなどの地域が特に大きな打撃を受けていることがわかります」と述べています。
EIUによると、ランキングの上位には変化が見られるものの、下位にはあまり変化が見られなかったとのことです。
内戦が続くシリアでは、依然としてダマスカスが最も生活が困難な都市となっています。また、下位にランクインした都市の多くは、紛争の影響で医療システムやインフラが圧迫されています。
2021年に最も住みやすい都市10選
1. オークランド(ニュージーランド)
2. 大阪(日本)
3. アデレード、(オーストラリア)
4. ウェリントン(ニュージーランド)
5. 東京、(日本)
6. パース(オーストラリア)
7. チューリッヒ(スイス)
8. ジュネーブ(スイス)
9. メルボルン、(オーストラリア)
10. ブリスベン(オーストラリア)
2021年に最も住みにくい都市10選
1. ダマスカス、(シリア)
2. ラゴス(ナイジェリア)
3. ポートモレスビー(PNG)
4. バングラデシュ(ダッカ)
5. アルジェ(アルジェリア)
6. リビア(トリポリ)
7. カラチ(パキスタン)
8. ハラレ(ジンバブエ)
9. ドゥアラ(カメルーン)
10. カラカス(ベネズエラ)
(拙訳)
調査は、EIUという所が、安定性や、インフラ、教育、医療へのアクセスなどの要素をもとに140の都市をランク付けした正当な調査のようです。
6月18日の今日は、イギリスで1万人を超えるコロナの感染者の増大が報道されています。今の日本はオリンピックを前にして実現が難しいのではという意見も途絶えることはないのですが、それでも世界的に見れば、実は日本で大騒ぎしていることは大したことではないのかもしれません。
ヨーロッパはスイスが入っていますが、その他は全滅ですね。
ニュージーランドやオーストラリアが多いのは納得ですが、日本が2つも入っているのには驚きました。ニュージーランドやオーストラリアは、日本と時差がほとんど変わらないので、ひよっとしたら、東京時間のファンが多かったのかと思ってしまいます。
アメリカも入っていないし、でも、日本は平和な国なのかもしれませんね。
その平和な国にいて、それが当たり前のことになっていて気づかないのかもしれません。
ほんまかいな!と大阪の人は喜んでいることでしょう。食い倒れの街ですからね。ライバルの東京に勝っただけでもうれしいことだと思います。
でも、住みにくい国との差は歴然としているようですね。
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